NPO法人3FCommunity Service 代表理事
digress lab CEO
内田 洋茂
神奈川県茅ヶ崎市出身。日本とニューヨークでダンサーとして活動をしていたが、壁にぶつかり引退。茅ヶ崎のアーティストコミュニティとの出会いをきっかけに、表現に関わる活動を今度はサポートする側として始める。
3FCommunity Service / digress lab
3F Community Service の活動内容を教えてください。
アートの力で茅ヶ崎市を更によくすることを目的に活動しているNPO法人です。過去には茅ヶ崎市と協働事業で、改修工事前の文化会館でアーティストの作品を展示したり、壁に絵を描いてもらい展示会をやりました。
他には湘南のアーティストを70人近く集め、ZINEをつくってもらい、湘南T-SITEで展示会を開催したりしています。
※ZINE
個人で制作した冊子のこと
活動のきっかけを教えてください。
活動を始めたきっかけは茅ヶ崎のアーティストコミュニティとの出会いですね。茅ヶ崎周辺のアーティストが集まり、アートの力で茅ヶ崎により楽しいことを増やしていこうと一致団結し活動を開始しました。
それまではどのような活動をしていたのですか?
もともとは日本とニューヨークでダンサーとして活動をしていました。自分で言うのもおかしいのですが、結構本格的に活動をしていて、「来年からマイケルジャクソンのツアーが始まるんだけど、そのバックダンサーを探している。君のダンスは面白いからLAまでオーディションを受けに来てくれ」と連絡が来たりしたこともありました。しかし、ダンス自体は評価をしてもらえるのですが、僕は166cmしかなく、その身長だと海外の方と並んだ時に体格で落とされてしまうという経験を何回もしたりして、壁にぶつかりダンサーをやめました。
表現に関わる活動を再始動するきっかけになったのが茅ヶ崎のアーティストコミュニティとの出会いということですか?
ダンサーのときの経験から1人だとできることは限られているなと痛感していたのですが、同じ課題を感じ、アクションを起こしたいと考えている仲間たちと力を合わせて、活動を開始することができました。
そして、今回は自分が前に出るのではなくて、自分がサポートする側にまわり、アーティストを支援していく活動をしています。
最後にイベントやコミュニティに参加しようと思っている方に何かアドバイスはありますか?
何も知らないイベントやコミュニティに参加するのが僕も苦手で、どんな人がいるかも分からない場所に飛び込むのって結構勇気がいると思うんですよ。ただし、そこで知り合った人をきっかけに新しいことが始まったりすることがよくあるので、ぜひ勇気をもって飛び込んでみてください。